2015年03月26日

祝☆『サンタ・エビータ』開幕

『出会ってほしい、エビータに』

公演のチラシ(フライヤー)の裏面の、
作・演出の石丸さち子さんの一言。

はい、確かに、出会ってしまいました。

ものすごい熱量と緊張の圧倒的な迫力のなか、
その時代の渦に、エビータの熱に、巻き込まれて。

最後の演説は、まさに、
「アルゼンチンのデスカミサドス(群衆)」の中に
いるような、そんな感覚そのもので。

拍手することも忘れ、ただただ、呆然と。

私の知っているエビータとは違う、
新しいエビータとの出会い。

ああ、またまた、
凄い作品と巡り合ってしまいました。

幸せです。


それにしても。

あのソフト帽の扱いったら・・・。

手にしてさりげなく、すっと「あしらって直し」、かぶってからも指がすべって・・・。

うふふふふ。


*劇場入り口
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表参道駅「B2」出口から地上に上がってそのまま直進、こどもの城に沿うように右折して道の左側を進むと
ほどなく劇場入り口が見えてきます。地下へ下りる階段は、結構、急で長いので、お気をつけて。

劇場内には、「いわゆるロビースペース」および、「ロビーのあれこれ(カフェなど)」は、ほぼ皆無です。ちなみに、お手洗いの個室は、3室。

*パンフレット 800円;今井さんとのスペシャルトークは読み応えたっぷり。お薦めです。

*公演時間は休憩15分を挟み2時間5分。
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*客席は、AからDまでフラット、段あがり一段目にE、Fで、そのあとは一段一列。センターブロックと左右のブロックに分かれており、「肘掛もある普通の木の椅子」が並べてあります。(ベンチ式、折り畳み式ではありません)

この「木の椅子」が、また、すごく良い感じなんです〜〜〜!


*以下、石丸さち子さんのFBより。
初日を開ける前の演出家の気持ちは、どうにも説明しようがない。
居場所なく、劇場内をうろうろして、出産を前にしたお父さんみたいになる。
そして、作品が、一瞬一瞬、この世に生まれていくのを目撃する。
この10m×6mほどの場所に、夢を生み出すために注ぎ込んできた時間や愛情を、観客と共有していく瞬間が、積み重なっていく。
2時間の夢から観客席が覚めて、拍手が起こる。
わたしはブエノスアイレスに到着したエバのような気持ち。夢のような光景。

演劇の女神様は、確かに水さんに微笑んでいた。
演劇の女神様は、魂の大きい俳優に優しいのだ。
そして、それを見守る今井さんの存在の優しさの大きさたるや。

台本を書きあげる時、耳の中に聞こえてくるエバとお兄さんの声を、熱病にうなされるように書き取っていった。
今はそれが、水さんと今井さんの声で聞こえる。
そして、劇場全体が、ブエノスアイレスになる。

あと、たった6回しかない。
でもたったそれだけの中でも、この生まれたばかりの生き物は、変容し、成長していくだろう。わたしはそれを静かに見守ろう。
エバの魂が、またどこか新しい時、新しい地で蘇ることに、夢の裾野を広げながら。


「サンタ・エビータ〜タンゴの調べに蘇る魂」
出演:水夏希 今井清隆
バンドネオン:渡辺公章
作/演出:石丸さち子
振付:前田清実
照明:塚本悟
音響:秦大介
衣裳:友好まり子
舞台監督:山本圭太
会場:DDD AOYAMA CROSS THEATER
料金:7800円(全席指定)
3月25日(水) 14時/19時
3月26日(木) 19時
3月27日(金) 14時(売切)
3月28日(土) 13時(売切)/17時
3月29日(日) 13時(売切)/17時(売切)
──出会ってほしい、エビータに。
この世を去ってなお、
アルゼンチンで聖女のように崇められ、愛されているエビータ。
同時に、政界の悪女と今でも誹られ続けるエビータ。
永遠に生きることを欲した業の深い女の一生は33年間で終わってしまいました。
この人生の謎に、時を経て、エビータ自身が答え始めます。
魂を呼び戻すのは、かつて生きた喜びや痛みを抱え込んだタンゴの調べ……。
平凡に生まれた女性を、歴史に残る聖女にしたのは、
奇跡や運命の力ではなく、意志と行動の力でした。
自分と他者を愛する比類のない才能、世界を読み取る慧眼、そしてエネルギーに、どうぞ出会ってください。
女はたった一人で、たった一つの人生で、どこまで生きられるのでしょう?
(作・演出 石丸さち子)
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