2010年08月08日

雑感(5)

8月8日は、お稽古最終日でしたね。

一つ一つ、こうして「儀式」を積み重ねて、
さまざまな準備がすすんでいく日々。

想いを馳せながら、現実的なあれこれは把握していて、
「自分にできること」をしているのに、
実感が無いという、なんとも不思議な感覚です。

とりあえず、「雑感シリーズ(笑)」を少しでも・・・。

よろしければ、お付き合いください。

今回もサヨナラショーの話題を少しだけ。

最後の曲は、「灰の水曜日」でした。

美しい光の波の中で、深い想いを載せて響く歌声が、
劇場にやさしく満ちていきました。

美しいあの曲が、最後のワンフレーズにかかり、
本舞台前面のセリが静かに上がっていき、
「そのとき」を告げたとき、
客席全体がふわぁっと包み込まれたような、
まるで、ハグされたような感覚に陥りました。

水さんにハグされる客席。

ハグを返す客席。

そのすべてをハグする劇場・・・。

一つの大きな光の波がゆったりと揺れる中で、
私は、不思議な安らぎと、ある種のすがすがしさをも
感じていました。

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2010年08月06日

雑感(4)

引き続き、サヨナラショーの中から。

ショーの中盤、「衝動〜♪」が終わって、
すっと静かになりました。

懐かしいピアノの音が始まり、「ソロモンの指環」に。

一人で踊るその姿は、ひたすら美しく、しなやかで。

それはまるで、鎮魂の舞のようでもあり。

そう、あの大劇場公演後半から始まった壮絶な日々への、
さまざまな想いを浄化するかのような・・・。

まさか、こんな風にこの曲を踊る姿を、
大劇場で再び拝見できる日がこようとは。

歌声は美穂さんに変わり、目に映る姿はネロさんでしたけれども、
私には、あの茶色の衣装のガスパールさんが見えました。

あの時刺さった棘が、すっと抜けた瞬間でした。

感謝。

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2010年08月04日

雑感(3)

書けるときに書いておこう。

今回は、ペンライトの話しを・・・。

先日の記事にも載せたように、サヨナラショーの最後、「灰の水曜日」のときに振りました。

ポンポンタイムが終わり、生徒さん達がはけていき、
水さんだけが銀橋センターに残ります。

そのわずかな間に、ポンポンがさっとしまわれて、
金色の波が消えていき、するするするする、
綺麗なブルーのライトが満ちていきました。

明るい熱気から一転、すっと空気が変わります。

静かな歌いだし、少し声が震えているようにも聞こえて。

指示があったわけでもないのに、
歌に合わせて、同じリズムで、緩やかに揺れる青い光。

見上げるたびに、光の波の動きの向きまでもが
綺麗に揃っていくのが、良くわかりました。

そう、一階席だけでなく、二階席も。

オペラグラスで見つめているに違いないエリアまで、
それはそれはもう、見事なまでに揃った動きで。

あんなに綺麗に揃ったペンライトの波は、
見たことがありません。

客席の一人ひとりが、心を添わせて作りだした
ひとつの大きな光の波は、本当に美しかった。

まるで、銀橋の真ん中に立つ人への想いが、
まっすぐに集約して昇華していくような・・・。

それは、本当に、美しいとしか言いようがなく。

あの夢のような世界に参加できたことに、心から感謝します。
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2010年08月03日

雑感(2)

芸の無いタイトルとカテゴリ名ですが、とりあえず、お許しを。

もう少しまとまったら、直すかも・・・。

では、今回は、ポンポンの話しです。

前楽のサヨナラショーで、リオのシーンになり、おなじみの流れになって、「え???もしかして、まさか、客席登場なの???」という期待が高まったその時、本公演と同じように、下手後方、1−1扉から、ポンポンを手にした水さんが登場!それはそれは盛り上がりました。

そして千秋楽。

客席登場であることは、すでに充分伝わっています。

その瞬間、振り返った私の目に飛び込んできたのは、客電に照らされて浮かび上がったキラキラ光る金色のポンポンの波の向こうで、嬉しそうにポンポンを振りあう水さんと客席のみなさま。

水さんが移動するにつれてポンポンも一層揺れて、笑顔の波とキラキラの波が客席に広がって、「楽しい!」が劇場に満ちて。

思えば、リオの本公演のとき、大劇場公演中は、初日直後に「公式ポンポン」が売り切れになってしまい、多くの方がお手製のポンポンや、代替品として発売された「光る棒」などで参加していました。

なので、大劇場でのあれほどの光景は、もしかしたら初めてだったかも?

公演案内にお知らせが載ったわけでもないのに、皆さま、ちゃんと準備されていらして・・・。その水面下の情報網というか、連絡網にこめられた気持ちの温かさ、素晴らしさ!

もちろん、当日、劇場内でも販売されていましたし、ポンポン無しのかたもいらっしゃったと思いますけれども、思い出の詰まったポンポンを取り出した方も多かったのではないでしょうか。あのポンポン率の高さは、まさに圧巻でした。

発表された当初は相当驚いた「客席参加型企画」でしたが、その新しい楽しさを、最後にもう一度、機会を与えてくださって、本当に感謝しています。

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2010年08月02日

雑感(1)

一つの大きな区切りを迎え、
いろいろな想いが浮かんでは消えています。

そのすべてをお伝えするのは難しいけれど、
でも、少しでも残しておきたい・・・。

そんな想いを、ひとつひとつ、書き留めていこうかな、と思います。

今回は、千秋楽のご挨拶、最後の大階段を下りる瞬間のことを・・・。


あの時、下手側から、大階段の上にあらわれた水さんは、
センターで正面に向きなおり、おり始める前に、
一瞬、立ち止まりました。

ごく自然な身のこなしと、ごく自然な間合いで。

そして。

小さくひとつ、ふっと息を吐いてから、すっと一歩を踏み出しました。

その落ち着き。

その余裕。

あの瞬間、私は、大劇場のお披露目初日を思い出していました。

タイミングがギリギリになってしまって、その瞬間、
周りを見る余裕もなくそのまま下りてしまった、というあの日。

「最後に下りる」ことが、すっかり馴染んだ今、
願わくば、「最後の日に下りるあの瞬間」の景色が、
しっかりと記憶に刻まれていますように、と祈っています。

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